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旅、みち徒然。みずかきは海に落っことしてしまったの。創作ぶろぐ。サイトはリンクより。
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おおおお、全力でスライディング土下座!!

あのあと(※下の記事)、なんか調子乗ったのかまた母に頼まれたけど正直ムリだったから断った^^で、レポート作ったり就活してたりしました。卒論についても最終的なオチを考え中。どんなデータが取れるかわからんけども、仮説は立ててみたり。現場を知らんとその想像をしろっていう方がきついんだけど、先日お願いがてらお話伺ってちょっとはイメージ掴めてきたので、やっぱりお話することは大事だと思います。という現状。(余談:農に近い理系なので化学・生物研究も卒論テーマとしてあったのですが、私には向かない…ので、給食経営のゼミに入ってまする。)

で、今朝更新しようとこれ書いてたら弟が試験勉強するからってリビング占拠しやがった…^^おねーちゃんブラコンだからってなめるなよ…くそう!(涙)

ほんと土下座します、まじです。←

一番悔しいのはしろこだということをわかっていただければ、少しは報われるような気がします…。でもほんとはこういう事書きたくないんだな。やきもき。

とりあえず、下に2話の書きかけ放置していきます。またあとで形にはするので、しばしお待ちを。なにこれファンタジー?…(´・ω・)/*

そんでもって、カレンダは未入稿状態です。修正を加えますので、今週末に入稿その他諸々済ませます!(土日現在作業中)

拍手に超励まされてます!いつもありがとうございます~!

+ + + + + + + + + +


2話

朱の森

道々の途中、知音は上から声をかけられた。

「おや、めずらしい。妖なんぞがこの道を通るなんて。」

察するに妖を知っているらしい。しかも妖をよく知っているかのような口ぶりである。
知音は目端を上げ、視界に相手を映した。

「ええ。ところであなたはどなた?」

すると相手はいささか気分を害したらしく眉を険しくした。

「あんたってほんっとーに変わってないねぇ。失礼しちゃう。」

「いや、いや。本当に知らないのです。」

知音は誠心込めて、頭を振った。

「ふうん?自分だけ忘れてすっかり事実から逃れようと思ってるわけぇ?」

これには知音は衝撃を受けたらしく、どういうことですかと問うた。

相手はそれには答えず、
「いいわよぉ。あんたが責任を取らないつもりなら、あたしは今日ここで清算させてもらうからぁ。」

と言った。


ぽいとおもむろに落とされた包みは、受け損なって雪の上に落ちた。
衝撃で中身がちらりと見え、球体の透明なものであることが分かった。

「知音。はじめも言ったと思うけどぉ、これは最後の親切で言うねぇ。これ、やっぱりただの石だと思うのよぉ。」

「石…?」

「じゃ、今度は記憶が戻ったら会いに来てねぇ。安くするからぁ。」

知音はわけがわからず、その相手を見送った。相手は術が使えるようで、すぐにいなくなってしまった。

石らしきものを見やる。見たところほんとうにただの丸い石だ。掴んでみても何も起こらない。ただほんのりとあたたかくなったので、懐にしまっておくことにした。

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