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旅、みち徒然。みずかきは海に落っことしてしまったの。創作ぶろぐ。サイトはリンクより。
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す、すみませんです。
デミアン読みふけってたら、こんな時間になりました。
今から書いてきます。
ついでに、サイトのテンプレ、分かりやすくします。

以下は感想です。

+ + + + + + + + + +
ちょ、文章中の言葉を借りるけど、不安と邪心に駆られる人間の多いこと多いこと。な、なんてナイーブ。
これなんて赤ちゃん?爆笑

自分に忠実であれ。
簡単なようでいて、実は誘惑を振り切らないといけないという難しさ。
それにしてもデミアン少年が人間らしくないところが気になる。というかこういう人間って今の世の中いるだろうか…?
私の個人的には、いてほしい人物像であるけれど、この役割を与えられると、もう孤独な悟りの世界へ浸らなくてはならないだろうということは想像できるので、それはそれで信念の強さを問われるんじゃなかろうか。

己の内面をいかにしてその波に乗り、安定させるか。

それさえできれば、あとは外面的な部分で人と同じように、悟られないようにすればいいわけだと思う。ほとんどの人はあんまり深く考えてないというかそこまで孤独になりたくないとどこかで手を打つからそれが救いになるんだろう。

デミアン少年、青年、はなんていうか、あらゆる意味で、救いなんだろう。それが女ではなかったし、そもそもそんなことを忘れさせる象徴の持ち主であったから。

結局は、死、という形を取って終わっているが、それは始まりを彷彿とさせる清々しさがあり、非常に満足した。エネルギッシュで、穏やか。
その反面、とても悲しかった。

色は常に、マリンプルーとペールグレーとオフホワイトやピーチオレンジ。

この人の言いたいことは、なんとなく、分かるような気がする。どこかで交わり、それに郷愁を覚えるような、どこか錯覚させる懐かしさ。

つまるところ、ひとは、殻を持っては生まれなかったし、その秘めた殻を破らんことには自己にはなりえないというお話。

それでもやはり、ことばにする、というひとつの形にできたことは、幸福であろうと思う。

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